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アサギマダラプロジェクトが始まりました ~生命をつなぐ小さな旅人を未来へ~

  • 執筆者の写真: 静岡 ユネスコ
    静岡 ユネスコ
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

静岡ユネスコ協会では、2025年より「アサギマダラプロジェクト」をスタートしました。

きっかけは、「ベランダにフジバカマを植えて、アサギマダラを呼んでみたい」という地域の方の何気ない一言でした。

その想いに共感したメンバーが集まり、「子どもたちに生命の尊さや自然の素晴らしさを伝える活動として育てていこう」と企画が立ち上がりました。

アサギマダラという不思議な蝶

アサギマダラは、台湾方面から日本列島へ渡り、秋には再び南へ向かう、2,000~3,000kmもの長距離を旅する蝶です。

その生態には今なお多くの謎が残されており、多くの研究者や愛好家が観察を続けています。

また、アサギマダラが好む「フジバカマ」は秋の七草の一つであり、蝶にとって欠かせない植物です。

自然とのつながりを身近に感じられることから、この蝶は環境学習の教材としても大きな魅力を持っています。


出典:PhotoAC
出典:PhotoAC


プロジェクトの準備

プロジェクト開始後、静岡ユネスコ協会では女性メンバーを中心とした「AMT(アサギマダラチーム)」を結成しました。

メンバーは県内各地を訪れ、小学校や愛好家の皆さんから栽培方法や観察方法を学び、フジバカマの育成やアサギマダラの生態について実地調査を重ねてきました。

現地で実際にアサギマダラが飛ぶ姿を観察し、地域の皆さんから長年培われた知識を教えていただくなど、多くの学びと出会いがありました。

ユネスコが取り組む意義

このプロジェクトは、単に蝶を呼ぶ活動ではありません。

私たちが目指しているのは、


  • 命の尊さを学ぶこと

  • 自然環境を守る意識を育てること

  • 地域の人々が世代を超えて交流すること

  • 子どもたちが自然に親しみながら学べる環境をつくること


アサギマダラもフジバカマも、自然環境の変化によって減少が心配されている生きものです。

だからこそ、この活動を通して自然を守ることの大切さを伝え、未来へつないでいきたいと考えています。

これからの活動

今後はフジバカマの植栽地を増やしながら、定期的な観察会や管理活動を続けていきます。

さらに講演会や展示会、植栽イベントなどを開催し、多くの市民の皆さんに参加していただけるプロジェクトへ発展させていく予定です。

将来的には学校や企業、公共施設などへも活動を広げ、静岡全体でアサギマダラを迎えられる環境づくりを目指しています。

時期

内容

2026年夏〜秋

フジバカマの生育管理・観察

アサギマダラ飛来調査

毎月

観察会・除草などフィールドワーク

2027年春

植栽イベント準備・説明会

2027年初夏

講演会・展示・植栽イベント

2027年秋

アサギマダラ観察会

以降〜

学校・企業・公共施設へ活動を拡大


そして第一歩へ

長い準備期間を経て、このたびご協力いただき静岡市駿河区小坂の「小坂の郷」様に、プロジェクト最初のフジバカマ花壇「0号地」が完成しました。



ここから本格的なプロジェクトがスタートします。

果たして、この場所にアサギマダラは姿を見せてくれるのでしょうか。

その様子や活動の進捗は、これからもブログでお伝えしていきます。




 
 
 

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戦争は人の心の中で生まれるものであるから

人の心の中に平和の砦を築かなければならない。

                      (ユネスコ憲章全文より)

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